京都府道62号線 隠れた腐道


京都府の南部のとある山間部を結ぶ主要地方道。
主要と言われるだけあって始めは広い道だったものの、すぐに本性を現すこととなる。
それ目的ではなかったが、非常に涼しく綺麗(いろいろな意味で)道であった。

事後調査

いつもは事前調査だが、今回は本来走りたかった路線が生憎の通行止めであったため、近場の府道へと目標をチェンジした。
そのため、今回は事後調査となる。

場所は京都府の南部、宇治田原町から南東へと伸びる道だ。

ここの前にある酷道307号線は宇治へ抜ける時や滋賀県へ抜ける際によく通行するが、府道62号はいつも素通りだった。

そんな府道62号だが、正式名称は「京都府道62号宇治木屋線」と言うらしい。
京都府宇治市宇治橋西詰交点から相楽郡和束町木屋立花を結ぶため、そう名付けられたようだ。
主要な地方道として現在でも利用されており、一般車の通行は意外にも多い。

現在は宇治橋西詰交点は京都府道3号線が割り当てられており途中62号線に戻ってから国道307号線を通って62号線へと戻る。
府道62号線はこれら2箇所を重複区間としているようだ。
府道3号線と国道307号線の詳しい情報は見つけられなかったが、少なくとも現在の大きな道路はこれら2つよりも後に整備されたのは確かだろう。
主要地方道宇治木屋線「南バイパス」の全線供用について

現地へ

走行動画

別日に撮影した走行動画です。


大型道路

当日は36℃という猛暑日で、道路からの照り返しはおそらく40℃を超えていただろう。
そんな中、自宅でモニターを眺めていても無駄だと思い、荷物をまとめてヘキサハントを決行することにした。

当初の目的であった321号線が通行止めにより急遽62号線へとやってきた。
いつもは顔だけ向けて素通りするところだが。今回はその奥へと突き進む。


大型車通り抜け困難となっていたが、この道を見る限りそこまででもない気がする。


歩道や対面の道路端の草がやたら多い。
大型車通り抜け困難の下りだが、私の経験上広くて交通量が少なく、歩道に草が生えまくっているところは総じてその先に悪夢が待っているのだ。
この段階で気がついておくべきであったが、当の私は何も考えていなかった。


上り坂の頂上へやってきた。
道は綺麗だが、草木の量からもそこまで交通量は多くないのだろう。
実際に車通りは4台ほどしか見なかった。


頂上からの視点。
意外にも高い場所にいるようだ。
62号線自体上りがあり、国道307号線に至るまでも上りがあったため、知らぬ間に登っていたようだ。


下まで降りたところで町が見えた。
ここは宇治田原町の一部分のようだ。


町から少ししたところにT字路が現れる。
標識上は右折すると62号のようだが、少し細すぎるように見える・・・。


遠目から見たとおり、突如細くなり、農道という雰囲気に変化した。
事後調査のほうでも載せたが、どうやら先程までの大きな道路は最近できた道で、本来はここと反対側の道が62号線だったようだ。
つまり、これが本来の62号線と言えるだろう。
ただし、離合が不可能というほどでもないため、通行に関しては難はない。


突如狭くなる62号線


町から外れると道が先程と比較して広くなった。
このあたりから察してはいたが、この先から道が大きく変貌してゆく。


少し走ると道端に花壇があった。
夏の暑さで花が焼けてしまって茶色くなっているものが多いが、緑だけの世界に花の彩は非常に美しい。
花壇の管理は南友花グループが行っているようだった。
偶然通りがかっただけだが、心地よい空間であった、ありがとう。


逆光で見辛いが、ここにきてようやく標識を回収した。


お察しの通り、ここから道の様子が大きく変わっていく。
まだここはそれほどでもないが、この先が恐ろしい。


酷道へ


先のカーブを曲がるといきなりこの道がお待ちかね。
写真ではそれほどでもないが、実際は車一台しか通れない道幅で、撮影の際も車が2台通ったが、白線ギリギリだった。
ちなみに待避所以外での離合は不可能である。
こりゃ大型だけでなく、トラック自体厳しそうな道だ。


ここはガードレールがない離合不可能なポイントだ。
ここの隣は崖ではないものの、滑ったらオフ車でもない限りおそらく戻ってこられないだろう。
予定ではなかったが、結構な酷道に来てしまったようだ。


本ブログ定番にしていきたい砂防ダムを回収した。
以前紹介した林道とは違い、それほど大きいダムではないため、最悪落ちても生き残れはしそうだ。


離合不能ポイント再び現る。
しかしながら、道路状況に対して交通量は結構多い。
ここまでだけで6台ほどの車と出会っている。


しばらく細い道であったが、広い道に出てきた。


と思ったらこの細さである。
しかもタイミングの悪いことに離合不可能なポイントで四輪車が対面してしまった。
この後眼の前のプリウスはバックし、奥のアトレーワゴンとは無事離合できた。


どんどん道が細くなり、森も深くなっていく。
森が深いことも合って、日陰の部分は非常に涼しい。
しかしながら、坂が続くため、空冷エンジンは全く冷えない。


少し進んだところで違った形をした砂防ダムを発見した。
砂防ダムにも様々な形があるようで、砂防ダムを回収するだけでもおもしろいかも知れない。


更に登ると茶畑が姿を現す。
このあたりは茶の栽培が盛んで、この先にも茶畑が数多く見ることができる。


茶畑を超えると下りに入る。
写真ではそれほどでもないが、下りの勾配はかなりきつい。


その中でもヘアピンカーブの勾配はかなりきつかった。
撮影中ブレーキを踏みつつ片足で支えていたが、脚付きが良かったため静止できていたものの、脚付きが悪いと滑って転倒してしまうほどだった。


ヘアピンカーブの横にダートの林道があった。
道中にオフロードバイクを数台見かけたが、ここの林道アタックでもしていたのだろうか。


下り終えると一気に雰囲気が変わる。
ここからは下りが続くものの、二車線の広い道へと姿を変える。


しばらく進むと和束町の街へと繋がる。
ここまでくれば後もう少しで国道163号線だ。


再び始まる酷道


ラストスパート、どんどん先へ進んでいく。


すると不穏な標識が姿を現す。
どうやら此処から先幅員減少するようだ。
カブだからいいが、大丈夫だろうか。


と思ったがそれほど細くはならなかった。
これぐらいなら四輪車でも離合はできるだろうか。


少し先に進むとまた細くなってくる。
このあたりは茶畑よりも稲作が盛んなようで、あたりには田園が広がっている。


更に進むと再び林道へと突入する。
ここも結構狭いが、先程のような道路状況ではないため、比較的走りやすい。
道中車には合わなかったが、離合はギリギリできそうだ。


途中開けた場所があり、そこからは木津川を眺望できる。
木津川が見えるということはもうすぐで国道163号線へと繋がるはずだ。


途中通学路の標示が見られた。
ここを通学路として歩きあるいは自転車で通行しているのだろうか。
カブだから苦労せず通行できたものの、人力でこの峠はかなりの苦労が想像できる。


途中見つけた砂防ダムだ。
木々で隠れているだけかも知れないが、半分で切られているような不思議な形をした砂防ダムだった。
川があるようには見えないが、雨の時期などは川へと変貌するのだろうか。


国道163号線へ到着した。
これで府道62号線は終了である。
重複区間は事後に気づいたため、走行できていないが、主要道路はこれで全てである。


道中撮影したその他の写真達








最後に

実際に走ってみた感想としては始めは非常に大きな道で走りやすいものだったが、途中から一気に狭くなり、本当に主要道路なのかと疑いたくなるような道だった。
しかしながら、道中には町が存在しており、宇治へ抜けるにはこの道が最も有効なのかもしれない。
とはいえ四輪車では絶対に走りたくないという思いは変わらない。
夏場による灼熱地獄であったが、峠道は非常に涼しく、とても良い気分転換となった。

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